鎌倉を散歩中、思わず立ち止まって見とれる素敵な格子戸の家を見つけました。設計中の住宅の土間に格子戸があるせいか、歩いていて良さそうな「格子」を見かけると、離れて眺めてみたり、近づいて測ってみたりしてしまいます。街中で目につく格子といえば、たいていラーメン屋か居酒屋のもので、壁にベタリとはりつけられた格子を見ると、格子が気になってしまう身としては、いつも少し寂しい気持ちを味わっています。「むこうに光や緑が透けて、思わずカラリと入って行きたくなる」(実際に入られると防犯上かなり問題ですが!)そんな格子戸が似合う家や街は素敵だなあと思います。(青島)