豆々建築知識

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フラッシュって?

ほかの分野でフラッシュと言えばカメラのストロボだったり、ポーカーの役だったりしますが、建築の分野では芯材に合板などを接着して箱状の一枚板のように仕上げた部材の事を言います。フラッシュ戸とはまさに箱状に組んだ戸の事で、現在住宅で一般的に使われている代表的な戸です。他の建築部材にもさまざま使われていますが、先日成田山新勝寺で頂いたお札も”フラッシュ”でした。振るとカタカタなるので御神体的なものが入っているのだろうと思いますが、あまりに軽く表面材がフワフワしているのでありがたみに欠けるなぁなどと思っていました。しかしよく考えてみると、家に持って帰れば来年まで触らず、その後はまたお寺に戻して焚いてしまうのだからエコの意味では望ましい事かもしれません。持ち帰りも軽いし・・・。ただ気になるのはカタカタなっている中身は何なのか、さすがに御開帳という訳にもいかず多分永遠に謎のままです。ちなみにトイレの水を流す事をフラッシュと言い、この水洗装置(バルブ)をフラッシュバルブと言います。と言う事はポーカーはこっち?ロイヤルストレートフラッシュは和訳すると印象が変わりますがやっぱ強そう!?です。

ちなみにストロボのフラッシュとは綴りが違うようです(flash/flush)。(石井)