タワー

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先日東京タワーへ行ってきました。リリー・フランキー氏の小説の影響がまだ続いているせいか思った以上の人で賑わっていました。小説では病院から見える東京タワーが一つの定点として象徴的に描かれていますが、実際に見るタワーは定点として申し分ない不動の存在感で、近くなるにつれてビルの谷間から見えてくる姿には心躍るものがありました。長野県の諏訪地方には崇め祭られている御柱というのがありますが、タワーもそれに似たものを感じ、大地からそそり立つ姿とその定点としての存在が構築物の一つの大きな魅力だなと感じました。(大庭)