台北に行ってみた

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ひょんなことから招待を受け、去る7月14日最終便にて台風を越え夜の台北に到着しました。時間が遅かったせいか思ったほど気温は高くなく、どういうわけか修学旅行で訪れた伊丹空港を思い出しました。ホテルまではバスとタクシーの併用で向かいましたが思いのほか英語も日本語も通じず運転も荒く、ホテルに着いたときの安堵感は過去にないものでした。ホテル内は何となく八角の香りが漂い、図らずもホテルマンの訛った日本語を聞いた瞬間に台湾に来たことを実感したのでした。

翌日は龍山寺、南門市場、中正紀念堂、国父記念館、故宮博物院、101、夜市などを駆け足で見たのですが、日曜ということもあってか何処に行っても人が多く、さらに皆やたら元気が良いのが印象的でした。特にスーパーに行った時に、手にした数百円のお茶に対してバイト上りで帰ろうとしていた女の子が猛烈にセールストークを仕掛けてきたときには日本は近々台湾に抜かれるのではないだろうかとすら思いました。アジア各国の中では比較的日本に近いのでしょうが全体が煤けた空気を持っており、老朽化した建物の中に時折洗練されたビルが建っていたりする街並は何とも懐かしい感じがしました。見た目は違うのですが、幼稚園から小学生くらいの頃の札幌と似ていたのかもしれません。驚いたのは地下鉄の切符がICチップ化されていたことで、部分的には日本よりも先進的でした。コンビニの袋も有料です。

たかだか48時間弱の旅でしたが初めて訪れる国から得る情報というのは膨大で、どんな国でも機会があれば行ってみるものだと感じました。(柳本)