↑増水した二子玉川(南) ↑いつもの河原(北)
先週の台風9号は例年にない大型でした。工事中の「桜新町の家」と「つくし野の家」が共に地下の鉄筋コンクリート工事の最中で台風の被害が心配されましたが、現場は万全の対策をとった為、全く問題ありませんでした。台風が過ぎた翌日の朝、つくし野の現場に向かう途中の二子玉川駅で、驚きました。いつもの河原が消え、濁流が岸いっぱいに広がっていたのです。岸に打ち上がったゴミの位置で本当にギリギリのところまで増水していたのだと驚愕しました。岸辺の道路では恐らく徹夜で見守り続けたと思われる自衛隊(?)の方達の姿も見受けられ、柵にもたれた姿からは安堵感を伺えました。
一方、今回の台風で被害の大きかった群馬県の鏑川(利根川支流)近くに9年ほど前に担当した住宅が建っています。深夜の時点で危険水位を超え、避難勧告が発令されたものの何とか決壊することはありませんでしたが、下流の合流ポイントから逆流してきた水で浸水の被害を受けました。もともと万が一浸水しても住居に被害が及ばないようにと2階を住居、1階をRC造にして車庫と納戸としていたので、藤原曰く「想定内」。相変わらず明るい奥さんの声に懐かしさもあってなんだかほっと一安心してしまいました。検索サイトのGoogleで衛星写真を眺めると竣工時に庭先に植えた楠木が大きくなった姿が見られます。時の流れを辿りながら、近々訪問する予定です。(中嶋)