駅の中での買い物といえば以前はキオスクでしたが、最近の駅の中はずいぶんと変わってきています。特に乗り換えの拠点となる駅の改札の中はバラエティーに富んでいます。私の利用している西船橋は改札の中に本屋、輸入食料品店、カレー屋、パスタ屋、ラーメン屋、ケーキ屋等々充実しており、最近無印良品とラッシュ(石鹸屋)も入りました。正直駅周辺よりも改札の中の方が充実しているし楽しいので、買い物の為に電車に乗らずに改札の中に入っている人もいるのではないでしょうか。昨日テレビを観ていたら、高速道路のパーキングエリアも同じ傾向にあるようで、そこのアイスを食べる為にわざわざ高速に乗る人もいるようです。一泊出来る温泉付きのパーキングも紹介されていました。集客という意味では、もともと人が集まる場所に着目してその潜在能力をもっとも活かした商売だと思います。そういった変化の中で変わらずにポジションを保っているのが立ち食いそば屋です。価格、スピード、食べ物としての手軽さで今のところそばやうどんに勝るものはないのかも知れません。今後駅の形態もさらに変化していくかも知れませんが、駅という場所に立ち食いそば屋という存在は変わらずにあって欲しいものです。(萩原)