旅行で同じところでも案外見ているものが違うものです。僕はなぜかスカイラインが気になるようです。
下の写真を見ていただけますか。最初の写真は首都ブカレストにあるチャウシェスクが作った宮殿、今は国民の館と命名されているようです。これを初め共産党政権がつくった時代の建物はなぜかすぐ分かり好きになれませんでした。中にも入りませんでした。
他の写真はその前の通りにある建物の個々のスカイラインです。かなり多くの建物の屋上にテラス屋根のようなものかかった外部空間が存在していてビルのデザインになっています。他の小さな建物にも大なり小なりの屋上テラスらしきものが設けられていました。郊外の小さな古い住宅にも必ずといってテラスが設けられてあり、日本の縁側のような価値観がテラスに対してあるのかも知れません。
そういえば田舎の方にいくと数個の人家の前の道路端にベンチが出ていて、そこで数人が往来を人懐っこい表情で見ている光景がよくありました。(藤原)