忘れた頃にやってくるブログ当番。下書きを書いて、さて、アップしようとブログを開いてびっくり!石井とネタがかぶってしまいました。奇遇ですねぇ。。。ちなみに同行してはいません。せっかく書いたネタなので、そのままアップしちゃいます。
先月末、自称「佐原観光親善大使」に連れられて、茨城県と千葉県の境にある水郷の町、潮来(いたこ)と佐原に行ってきました。あやめが咲き始めた潮来では白無垢姿の「潮来の花嫁さん」と遭遇。この地域には「潮来花嫁さんは?舟でいく?♪」という歌があり、その昔水郷の町では陸路の代わりに水路を渡って嫁入りしたそうです。今回はあやめ祭りに付随した市の企画らしいのですが、小雨の降る中、東京から応募されたという可愛らしい花嫁さんがご両親と共に舟で渡って行きました。
潮来から利根川を越えて千葉県に入ると佐原市です。佐原は町並み保存と観光に大変力を入れた町として噂には聞いていましたが、・・・なかなかです。完成しても間もないような蔵造りのお店は床屋さん。町には美味しい鰻や酒蔵があり、岡山の倉敷にも似た散策しやすい川沿いの道があり、古い建物が所々に見られ、古の雰囲気に心を擽られます。
関東で町並み保存に力を入れている町が佐原の他に川越と聞きました。・・・ドキッ。佐原・川越・・・共通なのは関東三大祭り。そしてもう一つの町は私の育った石岡なのです。佐原の町を歩きながら、政策の違いでここまで町の活力が違うのかと、なんだかちょっと故郷を淋しく思ったりもしました。伝統ある祭りの残る町は人々が結束します。その結束をもって地方の伝統と産業を上手に活かす事ができないものかと、雨の上がった佐原の町を歩きながら少しだけ思いに耽りました。(中嶋)