おいしそうです。大分は関東より暖かいためか取れる海老も大きいようです。空港のベルトコンベアには特大の海老が廻っており、旅行客をの心を満たします。先日九州大分を墓参りをかねて訪れました。少ない時間ながらとても楽しめましたのでちょこっとご紹介いたします。
まずカマキリ。大分生まれはビッグサイズです。東洋一といわれた日本鉱業の煙突の側で出会いました。この煙突の前面に広がる海が超高級魚関アジ・関サバの取れる豊予海峡です。生まれてこのかたこの高級魚を食べたことはありません。
そして国宝臼杵石仏。ありがたいお顔です。九州は元々大陸に近い大都会。影響を強く受けているせいか石仏(磨崖仏)・仏寺が多く点在しています。臼杵石仏はその中でも日本最高峰の古代石造彫刻の里との事。地元千葉の鋸山で(日本最大の)石仏を見ていたせいもあってすごく大きいのか想像していましたがそうではなく由来と出来が一級品なのですね。特産のお菓子も出来がよく、すっかり臼杵煎餅のファンになってしまいました。生姜味で独特の風味ある銘菓です。今回も事務所へ土産に持って帰りました。
そしてこちらはナイアガラ滝似の原尻の滝。日本の滝100選に選定されているそうですが、訪れるまで全く知りませんでした。滝巾120m、高さ20mでホ?ウという迫力です。ちなみに本家ナイアガラの巾670m、高さ54m。縦に2個積んで横に6個並べた感じでしょうか。イメージ湧かないですが・・・。いつかきっと見に行ってみたいと思います。
羽虫がすごくて目も開けていられなかったのですが、この岡城がすごい。今まで見た城(跡)のなかで一番感激しました。明治維新時の廃城令で廃城となり、明治4年城内の建造物は全て破却されてしまい大変残念ですが、個人的には世界遺産級です。マチュピチュを彷彿とさせます。とにかく素晴らしい石組み(石垣)。瀧廉太郎の「荒城の月」のモデルになったといわれ、とてもいい雰囲気の漂う史跡です。九州一番の超ウルトラスーパースペシャルお薦めスポットです。(事務所所員によると私自身がこう言った石組みに敏感反応するのではとの事。他の人が見たらたいしたことないのかなぁ)
こちらは行く前一押しスポットのつもりで訪れた高千穂峡。観光客が多くてボートにも乗れず、昼食も失敗してしまったせいか思っていた様には感動せず、消化不良気味。近くの高千穂神社と天岩戸神社を駆け足で通り過ぎ・・・。
今度は国東の宇佐神宮。全国4万社余り、八幡宮の総本宮で本殿は国宝です(やはり近くまで行って見れませんでしたが・・・)。なぜか一之御殿、二之御殿、三之御殿と賽銭箱もそれぞれ並んでいるので一応順番に拝んできました。霊験あらたか、ご利益ありそうです。つづいて
最後に富貴寺。日本の風景と言うか・・・雰囲気ありますね。宇佐神宮の後なのでかなりギャップがありますが、こう言う感じは落ち着けて好きです。何となく奈良を思い出しました(宇佐神宮が京都で)。本堂は国宝で近畿地方以外に所在する数少ない平安建築のひとつとして貴重な存在(阿弥陀堂)です。
九州紀行いかがでしたか。まだまだ行きたいスポット沢山ありました。温泉も良質ですし。是非お出掛けください。