上棟式を迎えました。
まだまだ完成までは道のりは長いのですが、外形が現れると、毎回ある種の感慨を感じます。
建主さんを中心に所長とああでもないこうでもないと時間をかけて図面上でやりとりしていたものが、監督さんや職人さんなどいろんな人の手と材料を経て、数日でリアルに形となってあらわれる感覚、上手く表現できないのですが、「産まれた」とでも表現したらいいのでしょうか・・。
今回はそんな感慨以外にもワクワクさせてもらえることがありました。モチマキが行われたのです!棟上げが終わりに近づくと続々と近所の方々が集まりはじめました。細長い敷地ということもあり、庭づたいに弊の隙間から入って来る方がいらしたり・・・。夏休みを迎えた子供達やおばあちゃま方の歓声と笑顔が印象的でした。
家をつくる行為は、建物だけでなく建て主さんのご家族が、地域のなかにより深く根付いて広がっていくことなんだなあと改めて教えて頂き、その行為の一端に関わることができることをとても嬉しく思います。