市川H邸の竣工写真をデータ化(だいぶ時間がかかってしまいました)しました。結設計のホームページに掲載する前に、ちょっと紹介します。
H邸の敷地は、傾斜地の一部で坂の途中の敷地でした。周りは隣家が迫り、道路がある東側と西側一部からなので、1階は暗くなることが確実な状況でした。
傾斜地であることから、南側の隣家は若干低くなっているので、それも利用するために、リビング・ダイニング等を2階にするプランとしました。(上の写真建物左側に、2階のリビング・ダイニングに続いている外部デッキの木製腰壁が見えます。)
敷地周辺の地形は、南(写真左側)に向かってゆるやかに傾斜しています。
建物の外壁は漆喰の塗壁。漆喰は独特の白さがあります。
道路側のコンクリート塀を途中で少しずらして隙間を設け、そこに植栽しました。コンクリート打ち放しの無機質感と、緑の生命感との対比がなかなか良い感じです。
アプローチの植栽。白い漆喰壁に緑が映えます。