和室のあり方

海外生活経験のある若いご夫婦は和のテイストを随所で好まれました。リビング奥の和室は、海外のお客様のゲストルームとして、またご出産後は育児に活用されているそうです。LDKに面した和室は、床の間での歳時記にあわせたしつらえをみじかに愉しんだり、押入を居間の補助収納として使えたりというメリットもあります。

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今回は『からかみ屋』さんという襖紙専門店にご一緒して選品させて頂きました。柔らかさと華やかさを併せ持つ上品な仕上がりの襖です。年月が経ってから襖紙を張り替えればまた別の雰囲気を味わえるのも、襖という建具の面白さです。下の写真の左側の襖を開けると玄関土間につながり、腰を掛けられる高さとなっています。玄関土間からの写真はこちらから。

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?採光を確保しつつ、将来建つであろう隣の家の外壁はあまり気にならないように、障子は雪見障子としました。障子越しの植栽スペースには、紅葉樹でもあり常緑樹でもあるオカメナンテンや香りのよい沈丁花、日陰にも強いツワブキなどを植えており、その成長が楽しみです。

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