現在平行して現場監理をしている住宅の外壁が、「乾式工法」と「湿式工法」です。
「乾式工法」
工場で生産されたパネルや合板などを現場で取り付ける工法です。養生期間の必要が無いので、天候に左右されることなく工期を短縮できます。
一ツ家K邸では、外壁のメンテナンスなどを考慮し、タイル調のサイディングを選択しました。
「湿式工法」
現場で水を混ぜながらつくった、モルタルや土壁などの材料を使う方法です。施工は天候に左右され、乾燥の為の養生期間が必要なので工期は長くなります。現場作業なので手間はかかりますが、材料の種類や調合方法で様々な質感や雰囲気が楽しめます。
善福寺M邸では、落ち着いた雰囲気や街並みを考慮して左官を選択しました。
湿式工法ゆえに、こちらはまだ下地の段階です。