岩手県の盛岡市が震災被災地の山田町と大槌町に被災地支援施設を建てることになり、結設計もお手伝いすることになり設計を担当しました。施工は、応急仮設住宅の時と同じく昭栄建設さんです。
応急仮設住宅でもつかったFSB工法(柱材連結壁工法)で建てています。ただし、今回は壁パネルと壁パネルの間にあった柱をなくして、壁パネルで柱も兼ねる構造に変更してあります。また、今までもパネル化していた壁・床下地に加え屋根下地もパネル化し、現場での作業を減らしました。
壁パネルに使っている杉角材がキレイです。
屋根パネルをつり込み中。
屋根パネルと床パネルには、「復興ボード」という震災で倒壊した家屋などから出た廃木材を再利用したパーティクルボードを使っています。
山田町の建方は終了。12月6日に完成式典の予定。
大槌町の建方は来週の予定で、12月11日に完成式典の予定です。