先日、事務所の配筋検査を行いました。
鉄筋の種類や間隔、かぶり厚さなど諸々の事項が図面通りに施工されているかをチェックしていきます。
今回の住宅には、基礎蓄熱暖冷房を採用しています。
写真に写っている白い管は蓄熱暖冷房用の配管で、この管に温水(冷水)を流して基礎のコンクリートに蓄熱させ、輻射熱により暖冷房効果を得るという仕組みです。
この配管も図面通りに施工されていました。
加熱面に直接触れないので床暖房のような直接的な暖かさとは違う感覚になります。
また、輻射熱により空間が全体的に暖まるため、部屋と廊下、トイレなどの温度差が少なく快適に過ごすことができます。