前回のブログの森の貯金箱事業で、森林整備で産出される木材の半分は合板工場に4m又は2m材として、建築市場より割安に、安定した価格で引き取ってもらっている話をしました。岩手ではその合板工場の一つは流されて廃業し、丸太材の引き取り手がなく困っています。というので、森の貯金箱事業の一環として、被災地の通常高さの再建住宅とは別に、関東で、FSB工法で4m材を歩留りよく活用すべく、考え抜かれた、小さくて豊な住宅を規格化し、その提供事業も進めています。
通常の二階建て住宅は2.8mの階高で、二層構成で、軒高を5.5m程度になるのが普通です。それを、4mの一層構成ながら、内部の床面積の半分にロフトを設け、残り半分は吹き抜けとした、とっても豊かで、自由度が高く、多様な展開が可能な空間の家です。ニ階ロフトの天井は1.9m程度で、歩ける天井高です。
仕様等、興味ある方は、私どもの事務所(結設計)にメールいただければ、ご紹介いたします。