工事初めは土足で歩き回っていた現場も、工事が進むにつれ土足で内部を歩き回るという事はもちろんできなくなります。現場で長く作業する職人さんは自分の内部用履物を用意して作業していますが、自分の履物の用意がない人のために大体の現場では共用で使えるスリッパを用意しておいてくれます。
スリッパは、使いやすく気付きやすいように大体玄関の上り框あたりに置いてあることが多く、その置き方は脇にまとめてあったり段ボールに入れてあったりと様々です。
少し前の写真ですが、豊川の家の現場では写真のように玄関ホール横の壁にスリッパ掛けが作ってありました。
柱に端材を打ってスリッパを引っ掛けられるようにした単純なものですが、来た人が一目でスリッパの存在に気が付くことが出来、使いやすく、床に物を置かないで済むという現場の気遣いを感じました。