多彩木舎(南善福寺の家)の建て主さんは建築関係のお仕事では無いのですが、DIYが好きな方で、1年点検に行った時には、TVボードが自作で設置されていました。
壁に棚やカウンターなど造作して留め付ける時には必ず下地が必要になります。通常の在来軸組工法は455mmピッチに入っている柱や間柱に石膏ボードを張るので欲しいところに下地があるとは限りませんが、結設計開発のFSU工法でしたら、柱が連結した壁パネルが構造躯体でもありそのまま仕上げにもなっていて、どこにでもビスが打てます。DIYが好きな方は、最初は躯体の箱だけ用意し、自分で出来るところは造作してオリジナルの家を作り上げていく楽しみもあるのではないでしょうか。そんな建築も提案しています。
1か月点検の時にはまだ製作途中だった畳ベッドも、1年点検に伺った時には立派な引き出し収納付きの畳ベッドが出来ていました。大工さんが作ったような精度でした。(藁科)