先日「 地鎮祭 」が執り行われました。
地鎮祭は、建物の建設が始まる前の儀式で、土地を守る神様にその土地を使用する許しを請い、工事の安全を祈願する儀式として行われてきました。
ほぼ神式で行われますが、なかには仏教式、キリスト教式もあります。
準備するものを考えると躊躇することもあるかと思いますが
神主さんへの初穂料は3万円前後、
お酒・水・塩・米・季節の野菜・魚などお供え物(今回の地鎮祭は神社が用意してくれました)
です。
その他地域や神社、施工会社によっては、飲食その他必要な場合もありますが、
極論は建て主自身がどうしたいか、だと私は思います。
最近は簡易的に建て主により塩をまいてお清めだけや、行わないという選択をする方もいらっしゃいます。
くつろぎ、自分らしく暮らす場所を建設するのための儀式です。
それぞれの尺度で、無理なく行うことがいちばんだと感じています。
・・・と感じながら、やはりこれから長く暮らす我が家のスタートを、関係者で儀式として執り行うことは、我々も気が引き締まり、改めて
『このご家族が笑顔で過ごせる家にしたい』
という気持ちが高まります。
同日、ご近所の方々に工務店担当者と工事のご挨拶も行いました。
これから数か月間、多少のご迷惑をおかけすることとなりますので、ご挨拶のいい機会になります。
生涯で何度もあることではないので、すまいを建築される際はご家族そろって執り行うことを検討してみることをお勧めします。(岡坂)