近年の地球温暖化対策・CO2削減への関心が高まっている証なのか、FSU工法で住まいを建てることを検討したいという方が増えてきました。今回ご案内する家の他に、現在2件FSU工法で設計を進めています。
FSU工法の家は、通常の在来工法で建てる家に対して約3倍の木材を使用することになります。そのことにより、約1ヘクタールの森林整備が進み、古い木を若い木に植え替えることで、二酸化炭素の吸収を今後約5~10倍に増やし、家を建てることが地球温暖化に抗う行為になる工法です。
※FSU工法についての説明はこちら
まだFSU工法で建てた住まいが少なく、これまでご案内できる機会が殆どありませんでした。最近設計事例に挙げたFSU工法で建てた『城南の家』も数年前建てたものです。
今回の建て主さんも、計画時がちょうどコロナ禍のピークだったことも重なり、ご自身は事前にFSU工法で建てた住まいを見学することができなかったのにもかかわらず、ご厚意で内覧会をさせていただけることになりました。
特に今回はFSUパネルが内外現し仕上げになっており、工法をとてもわかりやすくお伝えできる貴重な機会です。ただ、仕上がりは躯体の木材部分の面積が多いため、好みに向き不向きがあり、見る前から懸念される方もいます。自分の目で確認し、空間を体感してください。
尚、下の写真は車庫の工事前ですが、工法だけでなく、建蔽率上難しい敷地の駐車場屋根を、約2mの高低差を活用して、建築基準法を駆使することで建築した車庫を内覧会ではお見せします。これにより、駐車している車の保護だけでなく、リビングからの眺めは庭の広がりを感じさせます。建蔽率が厳しく段差のある土地をご検討の方には必見です。
内覧会は、建て主のプライバシー保護のため予約制となっています。
内覧希望の方は、下記フォームよりお申込みください。
現地へのご案内はお申込みをいただいた方へ直接お知らせ致します。
■ 日時:2022年12月10日(土) 13:00~16:00
■場所:千葉県四街道市
■交通:JR四街道駅または都賀駅よりバス または 四街道駅より徒歩20分
※終了しました。