先日、乃木坂にあるギャラリー・間にて開催されている展覧会に行ってきました。
TOTOは水廻りの製品で有名ですが、ショールームに併設されたこのギャラリーにて国内外の建築家にスポットを当てた展覧会を定期的に開催しています。
今回の展覧会の一角では、某建築家のオフィスの一部が再現されていました。
実際に使われている家具や蔵書なども持ち込まれていて、建築関連の本が好きな私にとっては興味深い展示でした。
本棚に置かれていた本の中には槙文彦氏の著書『見えがくれする都市』がありました。
初版されたのは1980年と古い本ですが、日本特有の建築・都市の成り立ちを欧米との対比を交えたりしつつ分析しています。
私にとっても、日本の街並みや風景を考える上で大きな示唆を与えてくれた本です。
建築家には本を書く人がたくさんいます。
建築作品の裏側には、図面だけでは表しきれないその建築家に特有の考え方があるからです。
結設計では「私たちの考え方」をHPに掲載しています。
結設計の設計事例に興味をもっていただけましたら、是非ご一読ください。