防音改修工事

結設計に住宅を依頼されるお客様がよく希望されるのが居間などの空間によく使っている小幅板天井。この小幅板天井は事務所のホームページの研究開発業務にも記載してありますが、連続する美しさだけでなく様々な音が反響しあう家の中の音を吸収する役割を持っています。それによって余計な音が吸収され、より会話などがクリアに聞こえるのです。

そんな日常生活空間の音にもこだわる(?)結設計の事務所では、最近新しいコンポを買い、スピーカーを変えての聞き比べ大会が開催されています。001

コンポもスピーカーも高価なものではないですし、私自身そんなに耳が良いわけでもないのですが、やはり意外と違うものです。オーケストラなのかピアノなのか歌なのか、クラシックなのかジャズなのかジャンルによっても違いがハッキリでたりでなかったり。そして意外と空間によっても違いがでるものです。ラジオしか流れていなかった結設計の事務所にオーケストラが流れる新鮮な日々です。

そんなお昼のランチ時間は音響環境で話題が持ちきりの中、最近計画が始まったのが防衛相の補助金を使った防音工事を含む戸建住宅の改築計画です。指定された区域の防音改修工事の費用が100%(上限あり)補助されるこの補助金を利用し、同時に耐震改修工事とリフォームを行う計画です。何度かお宅へ伺っている際に実際に飛行訓練のタイミングに遭遇したのですが、地響きがして会話が止まってしまう程の音でした。この音をどこまでシャットアウトできるのか。

もう少しで計画が固まりそうです。