電車に樋

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最近毎日乗っている電車に「樋」があるのを発見しました。建築でいうところの軒樋は幅3センチくらいで限りなく車体に同化していて、また縦樋は車両接合部側の目立たないところに配管されていました。

よく見ると電車の中には、「最大限にあけられた窓」、ときには過度と思われるほどの「エアコンディショニング」、人が多いと気分が悪くなるほどの「気密性」、蛍光灯による「充分な照明」、「機能的に配置された椅子」という、おおよそ現代の住宅で快適とされる言葉が実は多く並んでいます。そんなことを電車さえなければ快適な朝なのにと思いながら気付いたのでした。(大庭)