東日本大震災復興の際、釜石市で、森林整備を促そうと開発を始めた、FSU工法の住宅の建て込みが、▶2019年のラクビーWC釜石鵜住居復興スタジアムの木質棟以来、久しぶりに9月16・17日千葉県四街道市で行われます。
林業再生の建築工法を謳い、構造壁が柱と同角材の連結パネルで構成され、部材のリユースの容易性を前提とし、廃棄物を極力出さず、出しても地中に還せない接着剤等の化学物質を使用しない、世界でも稀な工法です。
材料の杉も、プレカットも角材パネル製作も今回は岩手県で製作しています。二酸化炭素の吸収固定及び環境負荷をかけない建築工法として、十数年前から開発し、洗練させながら構造評定や耐火認定の取得などを整備して普及をアピールしてきました。私どもの力量不足でその意味と価値を多くの人に伝えられずに今日に至っています。
しかし異常気象による災害や、脱炭素に関心が集まってきたせいか、最近FSU工法に関心をよせる方も多くなってきました。
FSU工法を知るには、百聞は一見に如かずで、建て込みを見るのが一番なのですが、その機会は極めて稀です。今回、工事や近隣迷惑にならない限り自由に見る事が可能です。
雨天の場合中止です。興味を覚える設計者や木材・建築関係者、建築予定の方、連絡いただければ工事場所を連絡いたします。環境配慮の時代、参考にして下さい。
▶FSU工法の概要(FSU普及協会HP)
FSU工法建て込み見学会概要
■日時:2022年9月16・17日 8時~17時 ※雨天中止
■場所:千葉県四街道市
※詳しい住所は、申し込みいただいた方にメールにてご連絡いたします。
見学のお申込み先
株式会社 結設計/ 03-5651-1931 ・ office@yui-sekkei.co.jp
※終了しました。