伊豆高原「崖地山荘」スタート

伊豆高原に建つ崖地山荘の断面敷地模型
真横から見た敷地断面の模型

伊豆高原での物件が続いています。今年は伊豆高原で「崖地山荘」の工事が始まりました。現場に行くたびに、気候も穏やかで、海と山の自然も近くにあり、温泉もあって、海が眺められるほど近いけど高台にあるので津波も心配も無く、岩盤層で改良工事が必要ないほど地盤が硬いなど、本当に良いところだなと思います。

伊豆高原に建つ崖地山荘の敷地写真
高さ5m以上はあるところに既存の駐車スペース

崖地山荘の敷地の大きな特徴としては、敷地内の高低差が10m以上あり、道路が敷地の高い方と低い方とで2つ接しているところです。また、高いところからは駿河湾も見え、建物の計画としては2つの道路からのアクセス方法、車はどのように進入するのか、どのように眺望を楽しむのか、がけ条例をクリアするための構造など様々なポイントがありました。

伊豆高原に建つ崖地山荘の敷地写真
高い道路側から駿河湾が見える

出来るだけ多くの部屋から眺望を楽しむため、東西に細長い形状にして、キッチン、ダイニング、リビング、寝室、洗面脱衣室、お風呂に入りながらも海を眺めることが出来るプランにしました。

車の進入路を新しく敷地内に設け、1階のピロティ部分の車庫まで進み駐車出来るようにして、歩きや自転車用の進入路はアクセスしやすい低い道路から別で設けることにしました。

伊豆高原に建つ崖地山荘の全体模型
模型で見る全体像

敷地内の高低差が大きいので、建物の位置をどこに配置するか、1階と2階の階高の高さや、2階からも入れるようにするため、道路との高さ関係、がけからの距離などバランスを取りながら配置を決めるのも難しかったです。模型を作りながら検討を重ねました。(藁科)

伊豆高原に建つ崖地山荘の模型写真
ブリッジを設け2階にも玄関

伊豆高原での設計事例「相模湾が見える家」はこちら

伊豆高原での設計事例「伊豆高原の家」はこちら