私のブログがだいぶ間を空けてしまいました。所のメンバーから事務所が元気ないみたいじゃないですかと叱られています。書けるテーマはたくさんあったのに書けずにここにいたっています。
9/29、30は宮崎の林業試験場の見学に行っているし、10/31、11/1は関西の建築家達と建築見学ツアーをしています。その間、上棟式が二件あり、色提案があったり、竣工建物の引き渡しがあったり、基本設計の最初の計画や提案があったり、実施設計も終わって、工事屋さんに見積もり依頼をするものもあったり、これから建てようとする方の敷地拝見で都内だけでなく、静岡や福島にも出かけたり、竣工物件の撮影で浜松に行ったり、家づくりの会でのカフェや学校の講師役で話す機会もあったり、30年ほど前に設計した集会施設と再会し、その増改築の件で自冶会と何度も会合を重ねたり、既存住宅の増改築の依頼で現場の可能性を調べたり、もちろん現在監理中の現場にも数回通っています。個人的にも句会があったり、旧友のしのぶ会や同郷同級の勉強会があったりと、書きたいテーマに事欠かなかったはずです。元気なくはないのです。しかられて当然です。
同業の設計者のブログをみると毎日きちんと書き続けていて感心してしまいます。よくそんな時間を生み出せるものだと私には不思議でなりません。住宅の設計事務所は小さな雑事の積み重ね業務で、スタッフ無しでは成り立たない業務です。それでも純粋に設計で検討し、創造的に考える時間に割ける割合は3割ないないかもしれません。そんな中毎日書かれている方はどうやって時間をひねり出しているのでしょう。私には謎です。よく考えないでは設計しているのではないかと疑いたくなってしまいます。
そこで不器用な私としては言い訳のため、なぜ書けないのか考えてみました。そういえば昔から私は日記が長く続いたためしがありませんでした。写真での記録も、面白かった時ほど撮った数が少ない気がします。どうも後を振り返って記録するということに、まめさが欠けている気がします。その時その時やっていることに夢中になり、記録に残すということを忘れてしまい、また表現するとなるとどうしても考え込み、腰が軽くない、要は苦手ということです。でも心を入れ替えてまめに書くように努力をしようと思います。