自然の色彩

f:id:yuiarch:20070413205250j:image:h200

写真は今日材木屋さんへ行き偶然みつけた「パドウク」と木で、表皮は黒いのですが、中は鮮やかな朱色をしています。原産地は西アフリカらしいのですが、木々が生える茂みの中でこの木をたまたま切って、初めてこの断面を見た人の感動はどれほどのものだったかを想像してしまいました。

アフリカといえば乾燥した彩度の低い風景をつい思い浮かべてしまいますが、このハッとさせるような力のある色彩を思うと、土着の人たちのまとう原色系の色彩感覚もわかるような気がしました。(大庭)