建築の世界でしか通用しない言葉があります。
コンクリートについて現場へ連絡をするための文章を書いていて、「はつり」とパソコンのワープロで打とうとしたのですが、文字変換出来ません。建築と関係ない職種の友人と離しているときに一般用語のように話してしまい、通じないことがあったのを思い出しました。一般的な用語では無いようです。
まだまだ、このような言葉があるはずなので、人と話すとき、特に建主さんと話すときに、建築業界内の言葉で話をして意味が通じていないという事にならないよう気をつけなければと改めて思いました。
ちなみに、建築大辞典(彰国社)によると
はつり[斫り]
1.鑿(のみ)や鏨(たがね)を用いて石やコンクリートなどを削り取ること
2.木材の表面を「ちょうな」などで少しずつ削り取ること
3.斧の別称
となっています。
(加藤)