6月25日山田町の仮設住宅26戸の完了検査たいした手直しもなく終え、加藤を残して自分だけ帰って来ました。施工をしてもらっている昭栄建設さんは工期通りきっちり仕上げていただきました。本当は25日引渡しのはずでしたが、他所の工事が終えそうにないところがあって、実質の引渡しは2週間ほど延期とのことです。それだけの期間があったら、最初からそうしてくれたらもう少しよくなるところがどんなにあったか、思わず不平が出てしまいます。工事屋さんはそういう意味でも優秀でした。検査で引っかかったのは、入り口の袖壁を合板で作った部分にかんなをかけたのですが、手でこすって、少しささくれ立っているから、かけ直してください、とか、湯沸かし器のアースが取れてないなど数点でした。提出書類など後出しジャンケン的な要求が多く、加藤君がぶうぶう言っています。
前日大雨が降り、いくつか敷地に水溜りができ、期せずして事前チェックになりました。入居予定の方などが数多く連日工事を見学していました。仮設住宅の値踏みが結構厳しいようで、節だらけの柱壁やラワン合板の内装で、そんな住宅はほかになく、他所はきれいな仕上げをしているだけに、入居後どう評価されるか気になります。とはいえ、まずは宮古の後二箇所の住宅も無事間に合ってくれればいいがと思っています。