今年の夏季休暇に初めてドイツに行きました。
8月の前半でしたが日本の夏とは違い湿度が低いので、太陽の日差しは強くてもほとんど汗をかくことがなくとても快適でした。また夜の9時くらいまで明るく、心地の良い夕方の時間が長いので得をした気分になります。
フランクフルトから入国して南を中心に移動しました。
ローテンブルク o.d.T.という町で上の写真のように入口の横にはしごのようなものが壁に掛けられている建物をよく目にしました。なんのためだろうと思い注意して他の建物を見ていたら、大体はしごの下には植物を植えるようなスペースがあり、成長した植物を絡ませて壁に這わせるためのようでした。窓の鉄格子も防犯のためかと思っていましたが、そこに植物を絡ませるためのようです。
入口の脇に1本だけ植えることに何か意味があるのかなと不思議に思いました。
城壁に囲まれたローテンブルク o.d.T.は入り組んだ石畳の路地や木組み住宅など、中世の町並みがとてもよく保存されています。入口の脇に植物を植えたり、窓にはきれいに手入れされたお花を置いている家がたくさんあり、そこに住む「人」によって町並みがつくられていることを強く感じました。