今回で3度目の開催となる横浜トリエンナーレを初めて見に行ってきました。主旨と呼ぶにはいささか長すぎる気もしない展覧会主旨を読んである程度覚悟はしていたものの、私にとっては難解な展示物が多く、やや見疲れた部分もありましたが、日本郵船海岸通倉庫に展示されていた「山積みのポテトでスタジオに入れない」(ロドニー・グラハム)という写真作品は非常に心に残りました。この方の作品はもう一つあり、どちらも軽く笑えてほっとする感じでした。年齢制限の有るややグロテスクな作品もいくつかあり、誰にでもお勧めという感じでもありませんでしたが、秋の横浜をぶらつくには格好の口実になると思います。テーマがタイムクレヴァスということでか、時間軸が要素に入った上映及び実演ものが多く、思ったより時間配分が難しく、あまり多くは見られませんでしたが、チケットが2日分付いているのでもう一度行こうと思います。三渓園での展示もあるため、チケット持っていれば三渓園への入場も可能です。