市川市真間川沿いに建つこの住宅では、川と平行に南北に細長い敷地の特性を生かす事、「緑に囲まれた生活」を強く希望されている事を念頭に計画を始めました。
建物のボリュームを南北に分けコの字で囲むように中庭を設け、そこに緑を植えることで個室を除けば室内のどこからでも中庭の緑を眺めるように計画をしました。
2階の居間と食堂は中庭によってスペースを隔てられますが、それによって居間から食堂を見ると中庭の緑が家の中に取り込まれたように見えます。
川側に開いた中庭の遠景には川沿いの桜並木が眺められ春先には満開の桜を望むことができます。
写真撮影:齋部 功
所在地 :千葉県市川市
家族構成 :夫婦
構造 :木造一部鉄骨造 2階建て
敷地面積 :142.8㎡(43.2坪)
延床面積 :111.4㎡(33.7坪)
施工 :岩瀬建築
設計監理 :結設計 藤原・中嶋