5年経って興味があったのは、風雨にダイレクトに曝された木部の状態です。 特に雨がかりのデッキの床です。最近は20年ぐらい持つと言われている、セランガンバツやイペ材等、固くて重い南洋材を使用しています。…
投稿者別: 藤原
固い話ばかりでは申し訳ないので、建築にちょっと関係した遊びの話。住宅で使用する、金属製の縦樋の両端を塞いで、水が入り込まないようにして、それらを束ねて筏にした仲間がいて、アルキメデス3号と名付け,最も…
岩手県三陸沿岸に、職人不足で工事が遅れに遅れ、一年がかりでようやく完成した、30坪1000万円の、森の貯金箱プロジェクト、復興再建住宅1号の工事途中写真です。 この住宅は、柱を連結した無垢のパネル壁で…
長野県の現場に行く途中、気になる基礎を見てしまいました。 コンクリートの束石を基礎にした住宅です。 なぜこんな基礎が気になったかというと、今、被災地の復興再建住宅作りで、釜石に通っていますが、そこで問…
先日、ある建て主さんに誘われて、音に関して面白い体験をしました。日東紡の第2音響研究所の視聴室で、二個の音響調整器具を置くだけで、音がよりクリアになる体験です。写真のスピーカー脇に置いてある器具がそれ…
ここ一週間の間に、なぜか1年点検が偶然にも3回連続してしまいました。旅行から戻られる都合に合わせて日程を指定されたお宅、似たようなキッチンの要望の建て主さんがおられて、それを確認のために見ていただきた…
前回のブログの森の貯金箱事業で、森林整備で産出される木材の半分は合板工場に4m又は2m材として、建築市場より割安に、安定した価格で引き取ってもらっている話をしました。岩手ではその合板工場の一つは流され…
FSU工法 , 建築業界の常識・非常識 , 森の貯金箱復興住宅 , 設計について考える
今回の研究開発の要点は、木構造の建物を、使用後の解体時に、建築部材を、解体と再使用が容易にできるようにするにはどのような部材の仕組みと構成にすればいいのかを考える研究です。 それには、部材がレゴブロッ…
FSU工法 , 森林と住宅 , 環境・気象・森林・災害 , 設計 , 設計について考える
上の写真が、前回の森の貯金箱に関するブログ記事で書いた、釜石の森林組合の事務所モデル棟のFSB工法パネルの外壁の実物説明模型です。角材連結パネルの外部側に、白い防水透湿シート、青い断熱材のスタイロホー…
(今は亡き設計者と、30年前の建築を見せてもらい、交わした会話) 四半世紀前に雑誌で見て感動した建築を、去年の秋にじっくり見てきました。建物はアーカンソー州のユーリカ・スプリングスにあるソーンクラウン…