那須の家は無事建て方・屋根葺きが完了しました。今回は、少し前の建て方の様子を紹介します。 那須の家は、FSB工法で建てています。 木材が持っている「断熱・蓄熱・調湿」性能を十分に引きだそうという工法で…
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今、国交省の先導技術開発事業の助成で、将来予測される大震災で必要となるだろう応急仮設住宅の改善提案を考えています。今の応急仮設住宅は松杭であり、本来2,3年毎に沈下量を計測し、対策を講じる必要がありま…
FSU工法 , 住まいと暮らしの雑記 , 建築業界の常識・非常識 , 設計について考える , 雑記
前回のブログの森の貯金箱事業で、森林整備で産出される木材の半分は合板工場に4m又は2m材として、建築市場より割安に、安定した価格で引き取ってもらっている話をしました。岩手ではその合板工場の一つは流され…
FSU工法 , 建築業界の常識・非常識 , 森の貯金箱復興住宅 , 設計について考える
今回の研究開発の要点は、木構造の建物を、使用後の解体時に、建築部材を、解体と再使用が容易にできるようにするにはどのような部材の仕組みと構成にすればいいのかを考える研究です。 それには、部材がレゴブロッ…
FSU工法 , 森林と住宅 , 環境・気象・森林・災害 , 設計 , 設計について考える
上の写真が、前回の森の貯金箱に関するブログ記事で書いた、釜石の森林組合の事務所モデル棟のFSB工法パネルの外壁の実物説明模型です。角材連結パネルの外部側に、白い防水透湿シート、青い断熱材のスタイロホー…
今、釜石森林組合と岩手県森林組合連合会及び、遠野市のリンデンバウムという工事屋さんと、森の貯金箱事業を展開しています。 そのいきさつは、昨年の東北大震災の被災者用応急仮設住宅の建設以降、そこで提案した…
先週、結設計で開発しているFSB工法用の壁パネルの構造試験をしました。 以前のパネルから、より強く、より安くを目指して改良したパネルです。 パネル上部に横から、押して引いてと繰り返し加重していきます。…
前回のブログで紹介しました、山田町の仮設集会場の建て込みの様子です。 設計と監理で月に数回岩手通いが続いていました。 基礎、土台工事を終え、防湿シートを敷き、床下地を張っている様子です。 仮設住宅の建…
岩手県宮古市と山田町に設計した仮設住宅の工法が森林組合の方たちに好評で、盛岡市が寄贈する仮設の集会所もそれでいこうと採用になり、山田町、大鎚町、陸前高田市に小さな集会場が完成しました。…
釜石地方森林組合事務所が竣工しました。 この建物は、結設計が設計で協力している「森の貯金箱 復興住宅プロジェクト」のモデルハウスでもあります。 「森の貯金箱 復興住宅プロジェクト」は、木材供給の釜石地…